家庭でもやってみよう ふくふく体操 !!!
お体の老化予防には「一にも二にも、続ける」ことが大切です。このふくふく体操は、ご自宅でも手軽にできるようにしています。 ぜひこの機会に「ころばぬ先のつえ」の感覚でお試しいただければと思います。
運動の進め方としては、
1番:深呼吸 → 腕の体操 → 複雑な体操 → 深呼吸
2番:深呼吸 → 体の体操 → 複雑な体操 → 深呼吸
3番:深呼吸 → 足の体操 → 複雑な体操 → 深呼吸
となっています。
これを月曜日に1番・火曜日に2番・水曜日に3番といったように続けます。木曜日から土曜日までも同じように1番・2番・3番と続けます。体調が悪い場合や疲れている時にはやらずに、1回とばす位の気持ちで行ってみてください。
考案者:理学療法士 望月 修
理学療法士 岩井 渉
1. 深呼吸
進行
- 両手を上げる動作より、横に開く方が筋肉の緊張はしにくい
- 両手を開くと同時に、ゆっくりと胸を開き、軽く上を見るようにすると効果的です
(やりすぎるとかえって逆効果になります)
回数 ゆっくりと3回
2. にぎってひらいて
進行
- 両手を軽く上げ、ひじは90度程度に曲げておきます
- 1・2・3・4で手をしっかりと握ります
- 5・6・7・8で手を離します
- 手を開く時はしっかりと開き、握る時はしっかりと握るようにします
※メリハリをしっかりとつけるようにします。
回数 開閉を2回
進行
- 握って、開いてを速く、連続して行います
- グー、パー、グー、パーと声に出しながらやりましょう
- 動きが速く、肩やひじが一緒に動いてしまいがちですが、なるべく動かないようにしましょう
回数 連続8回を2回
3. 腕伸ばし
進行
- 1・2・3・4で両ひじを後ろに引き、手を握ります
- この時軽く下を向きます
- 5・6・7・8で手を前に伸ばして、手を開きます
- この時は両肩を前に突き出すようにします
回数 4回
4. 腕の斜め運動
進行
- 右手の手のひらを内側に向けた状態でやや斜め方向に手を上げます
- 右手を内側に返すようにしながら、左の膝の外側に手のひらをつけるように動かします
- 左も同じように行います
回数 左右8回ずつ
ここで一息つきましょう
5. 腕と足の斜め運動
進行
- 右手の手のひらを内側に向けた状態でやや斜め方向に手を上げます
- 右手を内側に返すようにしながら、左の膝の外側に手のひらをつけるように動かすと同時に左足も上斜め内側に足を上げ、下ろした手と上げた膝をつけるようにします。この運動は同時に動かすようにします
回数 左右8回ずつ
6. 手足の組み合わせ運動
進行
- 動かす順序は
右手→左手→右足→左足→両手→両足→両手両足 - 運動のパターンに慣れるまではゆっくりと行いましょう
- 慣れてきたら少しずつスピードを上げていきます
回数 全工程を2回
1.の深呼吸で終了です。 おつかれさまでした!!
1. 深呼吸
進行
- 両手を上げる動作より、横に開く方が筋肉の緊張はしにくい
- 両手を開くと同時に、ゆっくりと胸を開き、軽く上を見るようにすると効果的です
(やりすぎるとかえって逆効果になります)
回数 ゆっくりと3回
2. 体を横に倒す
進行
- 片方の手を腰に、もう片方を上げて体を倒します
- お尻が浮かないように注意しましょう
- 1・2・3・4で倒し、5・6・7・8で戻す
回数 左右3回ずつ
3. お辞儀バンザイ
進行
- 両手を床に下げ、お辞儀をする。(この時地面や天井を見るようにすると効果的です)
- 1)の後連続して今度は天井に向かって両手を上げる
- 1・2で床→3・4で中間位→5・6で天井→7・8で中間位
回数 5回繰り返す
4. よこよこゆらゆら運動
進行
- 両手を広げます
- 両手を広げたまま、左右どちらかに手を伸ばすようにします
- 体の横に壁があり、それを押すようなイメージで行うと良いでしょう
- 例えば右方向に手を伸ばした場合は、左のお尻が座面から少し浮き上がるように意識すると、よりバランスの強化が可能となります
- 1・2・3・4で横に手を伸ばし→5・6・7・8で元に戻ります
回数 左右2回ずつ
ここでちょっと一息! 次は複雑な運動です
5. 腕と足の斜め運動
進行
- 右手の手のひらを内側に向けた状態でやや斜め方向に手を上げます
- 右手を内側に返すようにしながら、左の膝の外側に手のひらをつけるように動かすと同時に左足も上斜め内側に足を上げ、下ろした手と上げた膝をつけるようにします。この運動は同時に動かすようにします
回数 左右8回ずつ
6. 手足の組み合わせ運動
進行
- 動かす順序は
右手→左手→右足→左足→両手→両足→両手両足 - 運動のパターンに慣れるまではゆっくりと行いましょう
- 慣れてきたら少しずつスピードを上げていきます
回数 全工程を2回
1. の深呼吸で終了です。おつかれさまでした!!
1. 深呼吸
進行
- 両手を上げる動作より、横に開く方が筋肉の緊張はしにくい
- 両手を開くと同時に、ゆっくりと胸を開き、軽く上を見るようにすると効果的です
(やりすぎるとかえって逆効果になります)
回数 ゆっくりと3回
2. つまさきパタパタ運動
進行
- 両足の裏を床にしっかり着いた状態にします
- かかとを付けたまま、左右交互につま先をできるだけ高く上げます
- 片方ずつ1・2・3・4でつま先をあげ、5・6・7・8で下ろします
- つま先を下ろす際に音をなるべくたてないようにしましょう
- かかとが浮かないように注意しましょう
回数 左右交互に8回ずつ
3. しっかり足踏み・ゆっくり足踏み
進行
- 腕をしっかりと振って、足踏みをします
- できる限り大きく動くようにします
- 1回目1・2・3・4・5・6・7・8は床を強く踏みつけるようにします
- 2回目1・2・3・4・5・6・7・8は足を床につける時にできる限り音をたてないようにします
- 上半身がそらないように注意しましょう(腰痛の原因になります)
回数 左右交互に8回を2回
4. 足で字を書く
進行
- 片方の足をあげます
- 空中で「ふくふく」と書いて足を下ろします。この時「ふ~」と声を出しながら書くようにします
- 空中での運動が難しい場合は床に書きます
回数 左右1回
5. 両足ひらいてトントン
進行
- いすの横を両手で持ちます(自立度の高い場合は腕組みでも良い)
- 両足を上げ、外に開きます
- 両足を閉じながら足を2回打って(足拍子)下ろします
回数 4回
6. 腕と足の斜め運動
進行
- 右手の手のひらを内側に向けた状態でやや斜め方向に手を上げます
- 右手を内側に返すようにしながら、左の膝の外側に手のひらをつけるように動かすと同時に左足も上斜め内側に足を上げ、下ろした手と上げた膝をつけるようにします。この運動は同時に動かすようにします
回数 左右8回ずつ
7. 手足の組み合わせ運動
進行
- 動かす順序は
右手→左手→右足→左足→両手→両足→両手両足 - 運動のパターンに慣れるまではゆっくりと行いましょう
- 慣れてきたら少しずつスピードを上げていきます
回数 全工程を2回
1. の深呼吸で終了です。おつかれさまでした!!