認知症家族交流会
2017年5月15日
4月15日に文京白山の郷で認知症家族交流会を行いました。
今回はミニ講座と交流会の二部構成で、ミニ講座では、「特別養護老人ホームの入り口 入所から最期まで」というテーマで、特別養護老人ホームの施設長と相談員からお話をしていただきました。認知症の方を介護している家族にとって、一番知りたかった内容であったかと思われます。「何となくわかるようではあるが、やっぱりよくわからない」「実際入所したら、どのくらい費用がかかるのか」「入所したら外泊もできなくなるのだろうか」等、聞きたくてもなかなか聞けないところを知ることができ、家族にとって大変有意義な話であったと思われます。
交流会では、介護者の皆さんから「家族内での交流状況を知りたい」「少しでも、夫にとって良い介護ができるように」などの話が出て、家族への深い愛情を感じました。初めて参加された奥様を介護されている男性の「妻が何度も何度も同じ質問をしてくるが、その都度イライラせずにきちんと答えてあげている」とのお話には、同じグループ内で拍手がおきました。
認知症を正しく理解し深い愛情をもって認知症の家族に接してあげることができれば、お互いに幸せに暮らすことができると再認識できました。